ガーナ大学への研究留学を経て農学修士号を取得。1年のガーナ生活を活かして、ガーナ生活と留学について発信中!

ガーナ国民を癒すペットはウサギ?飼育されている意外な理由とは!?

こんな人におすすめ

ペットを飼いたいと考えている方

ガーナ人が好きなペットを知りたい方

動物が好きな方

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ガーナ人は沢山の動物と暮らしている!

ガーナ人の家で飼育されている家畜たち

ガーナで生活していると、必ず声を掛けられます。

見た目から人目に付くのはもちろんですが、外国人は都市部に集中している事もあり、とても珍しがられます。

そうした日が続くと、おのずと仲良くなる人も沢山います。

そして、仲良くなった人の家を訪れると、必ずペットがいます。

犬、鶏、ホロホロ鳥、ヤギなどがほとんどです。

ペットか家畜かは判断がつきませんが。。。

ガーナでは色々な動物を家畜として育てており、お祝い事の時に家族やゲストに振る舞うそうです。

よく食べられている家畜については別記事で紹介していますので、そちらをご覧ください。

そして、ここからが本題です。

たくさんの動物と生活しているガーナ人ですが、中にはウサギを飼っている家庭もあります。

ただ飼育しているだけならば、そこまで驚きません。

家で飼育している動物はお肉用であり、ガーナの人達は食料として考えていましたが、ウサギに関してだけは「彼らはペットだよ」と言うのです。

ウサギと他の動物では、一体なにがペットと家畜を分ける境界なのでしょうか?

それでは、ガーナ内のウサギの現状と歴史を見ていきましょう。

ガーナ大学で飼育されている動物の中で唯一のペットはウサギ!

ガーナ大学付属農場で飼育されているウサギ

ここまで、ウサギはペットとして飼われているとお話しましたが、顕著に表れているのは、ボクの生活していたガーナ大学の付属農場です。

農場には鶏から、牛、豚、ヤギなどが飼育されており、ガーナの食糧問題を解決するために研究が行われています。

そして、牛やヤギなどと同じようにウサギの飼育施設もあります。

しかし、ウサギだけは毎日餌やりをするだけで、誰も研究をしていませんでした。

ボクは飼育員に尋ねると「ウサギはペットだ」と教えられました。

ウサギはかわいいからペットとして飼育しているのだそうです。

畜産研究をするための農場で、ペットとして飼われているウサギはガーナ人の癒しの存在と言って良いのではないでしょうか。

また、どうして食用でないウサギが農場で飼育されるようになったのでしょうか。

ウサギがガーナにペットとしてやって来たわけではない!?

ウサギはガーナの在来種ではなく、イギリスから来た外来種です。

農場で飼育されているウサギですが、最初からいたわけではないそうです。

実はガーナ大学にいるウサギは在来種ではなく、イギリスからやって来た外来種です。

ガーナは独立前、イギリスの植民地であったため、建国後もイギリスとの交易が行われています。

交易の際、イギリスからウサギが家畜として届けられたそうです。

毛皮や肉の利用でガーナ人の生活を豊かにする事が目的で、当時は国内での飼育が推奨されていましたが、上手くいかず、食用になる事はありませんでした。

日本では戦時中にヌートリアが同じような目的で輸入されましたが、戦後に飼育がストップすると、西日本を中心に野生化し、害獣として扱われるようになっています。

ガーナでは野生化ではなく、ペット化したのですね。

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まとめ

ガーナは日本以上に動物と人との距離が近いですが、すべてがペットでは無く、家畜もいるという珍しい関わりがあります。

その中で、ウサギはガーナ内でペットとしての地位を築き上げ、ガーナ人の癒しになっていると考えると不思議ですね。

個人的にはカタツムリよりウサギの方が美味しいとは思いますが、ガーナ人にはガーナ人の感覚があります。

ガーナに来る前、ガーナ人はどんなお肉も食べているというイメージを持っていましたが、ウサギを食べないと知った時は衝撃でした。

動物性タンパク質の供給が未だ国内で足りていないと言われているガーナですが、ウサギを食用に利用しない程、ペットとしてウサギを飼育しようという気持ちが見えますね。

今回は「ガーナのウサギはペットだけ」という誰も気にしない話題を紹介しましたが、このような小さい話題も見えてくるのが現地生活の楽しみです。

色々な小さい話題を他にも発信しているので、ぜひぜひご覧ください。

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