こんな人におすすめ
- これからガーナを訪れる方
- 飛行機に乗るのが好きな方
- いつもと違うルートでガーナへ行きたい方
海外行きの飛行機選びは不安の種

みなさんは海外へ行く時、どうやって飛行機路線を選んでいますか?
アメリカやアジア諸国の場合は、日本からの直行便も多いので選びやすいですよね。
特によく利用する空港であれば、どの国・地域への路線があるかは頭に入っていて選ぶのに苦労はないと思います。
しかし、始めて訪れる国で日本からの直行便がない場合はどうでしょうか?
今の時代はネットで路線検索は出来ますが、利用する路線の航空会社、トランジット先の空港、フライト時間、費用など、気になる部分すべてに対応できているわけではありません。
ガーナへ留学する時、ボクはこのような不安を抱えながらフライトを選びました。
1年間の留学という大きなイベントを開始する前に、要らぬ心配があるのはあまり気持ち的にも良くはありません。
実際に、そんな不安な気持ちを持ちながら利用したボクは、飛行機の中や空港で数多くの失敗をしてしまいました。
そんな失敗をみなさんにはして欲しくないので、ぜひ最後まで読んで気をつけて下さいね。
ちなみに、航空券の値段はシーズンや国の情勢で変動するので、参考までにご覧ください。
安全に時間をかけずに移動できるドバイ経由路線
まず、紹介するのはボクがガーナへの往路路線として選んだ『大阪(日本)→ドバイ(UAE)→アクラ(ガーナ)』路線です。
メリット
- エミレーツ航空が運航する路線で、移動時間が最短
- 世界有数の航空会社で飛行機は最新のものが多い
- 遅延や荷物のロストが起こりづらい
デメリット
- 他の路線と比べて費用が高い
世界一有名と言われているエミレーツ航空が運航する路線は、メリットが多くのが特徴です。
何かとトラブルの起きやすい外国で、移動に不安を抱えたくない方には最もおすすめの路線です。
しかし、飛行機代は他の路線と比べて5万円程高くいので、費用を抑えたい学生にはおすすめできません。
ガーナ行きの飛行機選びで最初に見た路線ですが、片道16万円に驚きました。
日本の裏側近くにあるガーナなのでフライト時間も20時間と長く、そんなものかと思いましたが、他の航空会社を見るにつれ値段の高さを実感しました。
それでも、世界一有名な航空会社であること、多くの日本人が利用していた事は安心材料でもあり、留学開始から問題を起こしたくなかったボクは値段に目をつぶってこの路線を選びました。
海外の会社ではあるものの、日本語版の公式サイトがあり、サービスがしっかりしている事、機内食が多種類あり、飽きずに食べられた事は、長いフライト時間で初の長期滞在で不安なボクが安心しきるには最高の路線でした。
その結果なのか、ガーナの空港へ着くや否や、荷物受け取り場でガーナ人にカモられてしまったのは反省点です。
この話は後日詳しくしたいと思います。
とにかく、大阪で荷物を預けてからガーナまで、同じ航空会社が運航するのはロストバゲッジのリスクを減らしてくれます。
ガーナ行きの路線で同一航空会社が運航している路線は他にないので、少々高くても検討してみてはどうでしょうか?
行く期間が決まっている方は公式サイトを一度チェックしてみてください。
参考:エミレーツ航空公式サイト(日本語)
https://www.emirates.com/jp/japanese/
時間はかかっても費用を抑えたい方におすすめのエチオピア経由路線
次におすすめの路線は、ボクが復路で利用した『アクラ(ガーナ)→アディスアベバ(エチオピア)→ソウル(韓国)→大阪(日本)』路線です。
メリット
- 費用が安い
- トランジット時間が長くない
デメリット
- 遅延が起こりやすい
- ロストバゲッジ(荷物の紛失)が起こりやすい
費用が安く済むことから、ボクが帰国便で選択しました。
アフリカ諸国へ繋がるハブ空港はドバイもしくはアディスアベバなので、日本人利用客も多い路線です。
運行するエチオピア航空はエミレーツ航空よりも安価なので、学生におすすめです。
行きの飛行機では高いエミレーツ航空を選んだボクですが、ガーナで出会った多くの日本人がエチオピア航空を利用していた事、アフリカの航空会社は少し怖いという先入観がガーナで生活していて薄れた事などの理由から帰りは少し安いエチオピア航空を選びました。
値段はエミレーツ航空の3分の2ほどの約10万円とかなり安く、貧乏学生だったボクは往路にエミレーツ航空を選んだことを少し後悔していました。
それでも、安さには理由はあるのか、エチオピア航空を利用する日本人はほとんどロストバゲッジを経験しています。
また、ボクの帰国便の1週間前には、エチオピア航空の墜落事故が発生していたため、帰国当日はかなり不安になりました。
ボクが乗った飛行機はボーイング社の最新機種だったので、フライト中に気になる点はほぼありませんでした。
ただ、乗り継ぎの案内が無くトランジット先のソウルで迷子になり、飛行機の乗車開始時間までチケットを手に入れる事が出来ず、ゲートの前でスタッフにめちゃくちゃ怒られました。
さらに、ボクの最終地点は大阪でしたが、おろし忘れで荷物が東京に行き、いつまで待っても荷物が出てこないという事件も立て続けに起こりました。
幸運な事に、荷物自体は日本に来ていたので後日郵送で実家まで送ってもらいましたが、あわやロストバゲッジに会う所でした。
ロストバゲッジや遅延はいくつかの航空会社を利用する場合に起こりやすいデメリットですが、トラブルが多い事を考えると、移動に不安を抱えたくない方は控えた方がいいかもしれません。
公式サイトに日本語版もあるので、気になる方は一度見てはいかがでしょうか?
参考:エチオピア航空公式サイト(日本語)
https://www.ethiopianairlines.com/jp/ja
移動中にもトランジットを利用して他の国を訪れたい方におすすめの路線
メリット
- トランジット時間を利用して多くの国を観光できる
- 路線によっては格安で利用できる
デメリット
- 全体の移動時間が長くなる
- 荷物ロストや遅延が起こりやすい
- 運行時間の把握が難しい
留学前や帰国時に他の国も観光したいという方におススメの方法です。
ガーナを始めとするアフリカの一部の国は、温暖な気候で、物価も安く、元々植民地であったことからヨーロッパの人が仕事やリゾートで多く訪れます。
そのため、日本人に人気のイギリス、フランス、オランダ、トルコなどあらゆる国から直行便が発着しています。
移動に時間がかかっても楽しみたいという方にこの路線は最もおすすめできます。
本来であれば、イギリスと日本の往復が必要なところ、ガーナに行く次いでにイギリスも寄れるという一石二鳥の方法はやや初心者には難しく、旅程を組むのは少し大変です。
それでも、数時間からできるプチ観光は大きな魅力がありますよね。
ボクは帰国便をトルコ経由で考えており、2日かけて日本に戻る予定でしたが、就職活動と被っていたため泣く泣く諦めました。
ボクが計画していた便は10万円を下回っており、エチオピア航空よりもさらに安くで利用できると、かなりメリットも多いです。
しかし、先述した通り、複数の航空会社を利用する事はロストバゲッジや遅延のリスクも増加するので、留学前にはおすすめできません。
また、長期留学は日本にいる家族や友達にも心配をかけるので、できる限り安全に帰って欲しいという思いもボクにはあるので、この方法を利用する方はリスクを承知で選んでもらえたらと思います。
この路線はアレンジがきく反面、探すのが難しいので、ボクはスカイスキャナーを使用して調べました。
参考:スカイスキャナー
まとめ
留学には現地で活動する時間だけでなく、その国に行くまで、帰るまでが含まれます。
留学生活がいい形でスタートして終われるかは飛行機選びか重要で、自分に合った路線選びを吟味してほしいです。
ちなみに ボクの留学では、行きが16万円、帰りが10万円の合計約26万円と値段だけを見るともう少し安くガーナへ行けたとは思いますが、海外への移動は距離や時差があるため、値段だけではわからない健康状態にも影響します。
何度も外国へ行っている方であれば、対応できるかもしれませんが、長期留学となると別のプレッシャーもかかるので、できる限り安心してガーナまで辿り着いてほしいと思います。
費用で見るとガーナへの飛行機代は往復約20万円~30万円かかりそうなので、自身の性格や計画を見た上で選んでくださいね。
ちなみに、ガーナ以外の国に行く場合も「エミレーツ航空でドバイ経由」「エチオピア航空でアディスアベバ経由」「欧州観光をしながら行く路線」がアフリカ諸国は一般的ですので、この記事を参考にして下さい。