ガーナ大学への研究留学を経て農学修士号を取得。1年のガーナ生活を活かして、ガーナ生活と留学について発信中!

ガーナで生卵は食べられない!?日本と異なる食文化と衛生管理

こんな人におすすめ

  • ガーナの食文化を知りたい方
  • 生卵を食べる事が好きな方
  • ガーナの食品の衛生管理に興味のある方
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ガーナで卵はどのように販売されている?

ガーナの市場やスーパーマーケットで販売されている卵

皆さんはどのくらいの頻度で卵を食べますか?

毎日一個ずつ食べる方も多いと思います。

それほど、日本人にとって馴染みのあり、栄養価も高い卵ですが、もちろん、ガーナでも好んで食べられている畜産品一つです。

地元の市場で購入する人や、自宅の庭で飼育している鶏が産んだ卵を食べる人、日本と同じようにスーパーマーケットで購入する人等、様々です。

スーパーで販売されている卵は少し高価(6個入り7.29セディ(約150円))ですが、一般家庭でも手に入れる事ができる値段で販売されており、貴重なタンパク質源として食べられています。

冷蔵庫で保存しなければいけないお肉とは違い、常温でも日持ちする卵は、特に地方の家庭で重宝されていました。

生卵で食べる事ができない理由は?

上でお話したように、日本とそれほど変わらないパックや、ケースに詰められて販売されている卵ですが、なぜ生卵で食べる事が出来ないのでしょうか?

それは卵の表面を見て貰えばよくわかります。

汚れや羽が付いたまま販売される卵。衛生管理が出来ているとはいえません。

写真のように卵に汚れや羽が付いている物が沢山ありますね。

この汚れや羽が付いている事こそが、生卵を食べるべきではない理由です。

ちなみに、白色や茶色の卵が混ざって販売されているのも日本と違う部分ですが、これは鶏の毛色によるものなので、栄養価や安全面にはなんの関係もありません。

ここで少しだけ、鶏が卵を産む仕組みを解説します。

鶏は卵とフン・尿が出てくる場所は同じ総排泄腔です。

他の動物と同様に、雌の鶏は卵巣で卵の黄身に当たる卵黄を作ります。

作られた卵黄が卵管を通りながら、卵白と卵殻で包みこみ、総排泄腔と呼ばれる場所から産み落とします。

この総排泄腔はその名の通り、直腸や排尿口、生殖口を兼ねた器官であるため、必ずフンや尿が卵には付いてしまいます。

食中毒菌でよく知られているサルモネラ菌は鶏の腸内にいる常在菌のため、フンの中には一定数存在します。

そのため、産んだばかりの卵には必ずと言って良いほど、サルモネラ菌がいるので、食べる前には洗浄と消毒が欠かせません。

数十年前の日本では、汚れのついた卵が販売されていたと聞きますが、現在は衛生管理の重要性が認知されてきたため、徹底的に洗浄消毒された卵だけが販売されています。

ガーナで販売されている卵は汚れが付いている数が多いので、洗浄消毒は徹底されているとは言い難く、生卵のまま食べるのはかなり危険であると言えますね。

ガーナ人は卵をどのように調理して食べている?

それでは、ガーナではどこでも売っている卵をどのように調理して食べているのでしょうか?

生で食べる事はなく、加熱をしてスープに入っているか、ゆで卵にして食べています。

ボク達の身体に危険なサルモネラ菌は熱に弱いので、しっかり加熱をすることで、美味しく安全に食べる事ができますね。

卵自体は色々な料理に使用されており、どれにも合う万能な食材であると同時に、栄養価も高く、健康面に気をつけなければいけない留学生活ではとても大事な物です。

卵は日本やガーナだけではなく、どの国、地域でも必ず食べられている食材なので、現地で食べる時は、生で食べる事はせず、加熱して食べて下さいね。

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まとめ

今回はガーナ(外国)では食べるべきではない生卵について紹介しました。

外国に行くと、これは食べても大丈夫なのか?と思う食事に出会う事が多いですが、そのたびに日本の衛生管理の高さに驚きます。

生卵を食べても大丈夫な日本では、卵かけごはんといった生卵を使った料理が生まれる等、その国の衛生環境は食文化へも影響を与えます。

日本の食生活で慣れていると困る事が多いガーナですが、新しい食文化に触れるチャンス、日本のすばらしさを再認識するチャンスと捉えて楽しんでほしいですね。

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